【発想法】誰にでも良いアイデアは思いつける?クリエイター必見アイデアのつくりかた

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みなさんこんにちは、renkomaです。

クリエイターのみなさん、良いアイデア思いついていますか?

良いアイデアが思いつかない?

そうですね。良いアイデアを思いつくというのは一朝一夕にはいかず、なかなか難しい。

良いアイデアは天才しか思いつかない?

ノンノン

今回は平凡な私達でもできる、アイデアのつくりかたを紹介する記事です。

クリエイター必見 アイデア発想法の極意

創作するときにアイデアを思いつくのがとても大変という方も多いのではないでしょうか。

良いアイデアを思いつこうにも一向に思いつかず、さりとて諦めようにも諦められず。

しかし、ある日お風呂に入っている時に突然思いつく事もある。

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アイデアは一体どこからやってくるのか、そして、どうやって作り出すのか。

というのを分かりやすく端的に書かれた本「アイデアのつくりかた」を参考に、絵描き・クリエイターにとってのアイデア発想法についてご紹介したいと思います。

「アイデアのつくりかた」という本

これは アメリカ合衆国の実業家 ジェームス・W・ヤングという方が書いた本で、アイデアを発想する手順を言語化し、再現性を高めた内容が書かれています。

本自体は100ページ程の極薄本ですが、アイデアに悩むクリエイターは絶対見ておいたほうが良い内容がぎっしりと詰め込まれています。

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1時間もあれば簡単に読み切ってしまえる上に価格も安いのでコスパ最高です。

この本によると、良いアイデアの発想には5つの段階が存在していて、これらを通過して初めてアイデアの具現化までたどり着きます。

今回はその過程を絵描きの視点を交えて解説していきたいと思います。

アイデアが作り出される5つの過程

  1. 資料収集
  2. 咀嚼・組み立て
  3. 手放す
  4. 発想
  5. 具現化

1資料収集

絵描きのみならず、クリエイターが軽視しがちな資料収集が1つ目の段階です。

自分の作りたいもの、解決したい問題に関わるあらゆる資料・情報を集めます。

本書では、あらゆる分野の情報である一般資料と目的に関連する特殊資料の二種類の資料が提示されています。

絵描きであれば描きたい絵に使えそうな国の資料、暮らしの雑貨、人物資料、動物資料。いろいろありますね。メカであれば工業製品の資料といった感じ。

しかし、ここでもう一つ絵描きとして必要な資料があると私は考えます。

それは「落書き」。日々に何気なく描く落書きが絵描きに必要な第三の資料なのです。

その理由は次の咀嚼へと繋がります。

2咀嚼・組み合わせ

1の集めた資料を自分の中に取り込み、消化を開始します。

その際、ただ資料を眺めるだけでなく、一見関係のなさそうなものを組み合わせたり分解したりをひたすら繰り返し、いいアイデアはないかと模索するフェーズです。

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この時に、先程の「落書き」もとい小さなアイデアの宝石たちも一緒に組み合わせていくとより良いアイデアが生まれると思います。

これはただ適当にやるのではなく、もうこれ以上何も思いつかないというレベルまでやってください。

クリエイターにとってこの段階が一番たいへんなフェーズとなります。

絵描きであれば、動物とメカの組み合わせ、別々の国の文化を混ぜちゃう 人物と別のものを組み合わせるなど、無限にあります。

その際のテクニックなるものもこの本で紹介されていますが、長くなっちゃうので今回は割愛させていただきます。

3手放す

あらゆる組み合わせや分解を試し、それでも何も思いつけない状態になったのなら、一度手放しましょう。

そのことについて何も考えないようにするのです。

小指をぶつけ、先程まで苦悩の表情を見せていた男が、いきなり涼やかな面持ちでコーヒーを爽やかに飲み始めるが如く、すべてを手放しましょう。

実はこれ、頭ではすべて手放したつもりでも、脳が勝手に処理してくれている段階です。

脳というのは中々複雑なもので、考えていない事も実は頭の隅でいろいろと考えてくれているようなのです。

ただし、手放している間はボケェっとアホ面かまして何もしないのではなく、他の事から刺激を受けるようにしなければなりません。

映画でもいいし音楽でもいい。新しい体験をするでも良いので、何かしら刺激を受け続けること。

4発想

そしてふと、お風呂に入っている時やリラックスしている時に閃きます。

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「思いついたっっ!俺天才かよ。。」

思いついたら急いでメモを取りましょう。

アイデアというものは高速で移動するスカイフィッシュのようなもの。

ボケっと突っ立っていたらすぐさま見知らぬ地平線まで飛んでいってしまいます。

思いついたなら手足が千切れても掴み取る勢いでゲットします。

5具現化

やっとこさ掴み取ったアイデアは、これはもう目に入れても痛くないほど可愛い孫娘のようなものと感じるでしょう。

しかし、これはまだ脳の中に作り出したあなたの幻想。

ひとたび現実世界に引き出そうとすると、先程まできらびやかに輝いていたアイデアがいかに稚拙で不完全なものであるかを思い知ります。

大抵の人は、ここでアイデアを現実世界に引き出すのを諦めます。

アイデアは光輝いているというのに。

いいアイデアを実際に現実に持ってこなくては、何も思いついていないのと同じ。

勇気を出してアイデアを現実に引っ張りましょう。

それはとても無様で一人で立つことすら出来ないアイデアかもしれません。

私達はそのアイデアに現実という肉付けをしていかなければならないのです。

社会のルール、人間の倫理、経済の流れ、人の心理。そしてちょっぴりの愛情。あらゆるルールがあるこの世界に適したアイデアへ作り上げて行くのです。

絵描きは自ら描くことで完成するので、比較的制限の少ないと思います。

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とは言っても、描きたい絵があるというのに、それを表現するための技術がなさすぎて苦しい思いをするのが大抵の私なのですが。

車のデザイナーであれば、道路法や制限寸法、必要機能から乗り心地まで幅広く肉付けをしてあげなければいけませんね。

たくさん見て、考えて、忘れて、気づいて、かじりつけ

大まかにこの5つの段階を経ることで良いアイデアというものが生まれるものだと ジェームス・W・ヤング氏は記しています。

確かに、 普段の作品制作でも、資料を集めて参考にするのとしないのではクオリティーに大きな差が生まれます。
何日も悩んだ挙げ句、疲れて諦めモードに入ってから少しして、ふと、これはいいアイデアなんじゃないかと思いついたりすることも何度かありました。

ただ、大抵の場合、良いアイデアを思いついても、そこから現実に引っ張ってくるのが結構大変。
もうアイデアが駄々こねてる状態。むしろ腕に噛み付いてくる始末。
お手上げです。

それでも、そのアイデアをこの世に連れてこなければ、存在しなかったのと同然になってしまいますよね。そんなの悲しいじゃないですか。
連れてきましょう。現実に。

アイデアのつくりかた」の本をもとにクリエイター視点からの考えを記事にしてみました。
文章は私なりの表現に置き換えていますので、興味があれば本の方を読んでみるとより深い意味での理解ができると思うのでおすすめです。

どうでしょう、アイデアを思いつく事に対してこういう言語化された理論を知ってみると、自分にも思いつけそうな気がしませんか?

アイデアは才能ではなく、問題解決に対して行う努力から生まれるものという至極当然と言えば当然のような話。

ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

ついでに別の記事も読んでいただけると嬉しいです。

それではまた!