白黒的な絵

たまには白黒的な絵も描きたくなりますね。
学生の頃にシルクスクリーンの実習があって、その時の製法が強く印象に残っていますね。その時は4色刷りで作ってたと思います。白黒や数色を使っての作品作りは、過去のシルクスクリーンを使った印刷経験が毎度蘇ってきますね。
せっかくなのでシルクスクリーンについての思い出し記録を残しとこうかなと思います。

シルクスクリーンとは

服とかに印刷出来る便利な印刷方法なのだ

シルクスクリーンというのは、インクジェットプリンターの紙印刷とは違い、布や柔らかい材質のものにもプリントできちゃうという製法です。(多分そんな感じ)もちろん、普通の紙にも印刷できます。

シルクスクリーンでの印刷方法は、データを元に作った「版」を使い、機織り機みたいな道具にインクやらぶち込んで上から押し込んで紙に転写して印刷します。自分が行ったのは全部手作業で行っていたので1からやると割りかし面倒な工程を行っているなぁと思いながらも、案外楽しいと感じていたのを覚えています。

版を作る時には暗室みたいなところに入って、X光線のようなものをデータ版と転写版にぶちかまして作っていました。色々やってた気がしますが、大体は忘れています。銀塩写真の現像と似た過程だったと思います。(写真の現像も面白いのでいつか書いておきたいです。)

何枚かの版ができたら印刷機で一枚ずつ刷って行きます。photoshopでいうとレイヤーみたいなものですね。
それぞれ面積分の情報しかないので単色刷りがメインですが、塗料を起点と終点において刷毛みたいなもので混ぜ合わせるとキレイなグラデーションに仕上げることも可能です。

版は手で順番に置いていたので、多少ずれたりしますがこれが案外良い味を出してくれる要素だったりします。不完全さの美しさというのでしょうか。このズレが手作業でやるシルクスクリーンの面白さだと勝手に思い込んでいます。

販売系だと全部機械で行われると思うので、ズレとかはあまりないのかな。
手作業のシルクスクリーンも面白いよ。という記憶でした。ちゃんちゃん。

 

 

 

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