肌の透明感を描くのが大好きという話

こんにちは、renkomaです!

みなさんは普段イラストを描く時、光を意識していますか?

イラストだけでなく、映像やゲームなどでも、光をうまく使っている作品はとても綺麗に見えますよね。

今回はその光について、renkomaの好きポイントを少しだけ語りたいと思います!

肌に当たっているときの光が最高!!

renkomaがよく使う光表現。

わたしが光という現象の中で、よく好んで表現しているものがあります。

それは「肌を透過した光」です。

「どういうこと。。?」と思う人もいるかと思います。

簡単にいうと、人に光が当たったときに見える「肌」の透明感という感じです。

具体的に例えると、人がこちらを向いて立っている場面をイメージしてください。

 

そこに真後ろから太陽光が当たるとします。
すると、こちらを向いている人は暗いシルエットとなります。

 

 

そこへ光が回り込んだり、人物の顔などに反射光が当たったりして薄っすらと表情が見える。こんな状況。

ここで一番光が強く見えるところは、輪郭部分になります。

髪や服、装飾などのフチ部分が光で照らされている状態ですね。

 

その中でひときわ目を引きつけるところが、肌の部分。わたしはここに物凄く惹かれるわけです。

 

 

何か映像的にシチュエーションを作ってみると、

 

太陽が高い位置にくる昼間。

静かな木製の屋内で明かりはついていない。
暗い部屋に差し込む窓からの光。チラチラと光るホコリ。
そこに人が立つ。(男性でも女性でもOK)
その人はこちら(カメラ)を見ている。顔は薄暗く見えないが、左の窓から入る強い光で顔が照らされる。
はい、この時の光。状況説明の下手さは置いといて、この時に使われている光がすごく好きなのです。

renkoma

肌が光を受けた時のメカニズム

金属や岩などの不透明な物質とは違い、肌は光が透過する性質を持っているので独特の色味を放つことになります。
せっかくなので、光が肌へ影響する過程を大まかにわけてみましょう。

 

光から肌へ
肌に光があたると、皮下組織で拡散します。

 

肌から内部へ
毛細血管や筋肉のところまで光が届き、赤の色味をふくんでさらに拡散

 

外へ拡散
内部の赤みをふくんだ光は再度皮膚の外へ拡散されますが、入ってきた時の光の強さに比べて若干弱くなっているので、明度が下がります。
しかし、内部でふくんだ赤と肌の色が加わって、オレンジ系の彩度が高くなります。

 

大体の光の動きはこんな感じでしょうか。。
わたしは、この時のオレンジ色が大好きなのです。透明感や空気感、ファンタジックな神秘性。とても綺麗に感じます。

 

もちろん、肌の色によって多少の違いがありますが、肌より下の層はみんな同じようなものなので大体は暖色になることが多いです。

 

わたしがイラストで描く時は、多少誇張した色味で描くことが多いですね。
そのほうが綺麗だから。

寒色系の光

今回は強めの太陽光のイメージで説明しましたが、逆に青系の光にすると見え方はガラリと変わりそうですね。

青系なので冷たい雰囲気になるのではないでしょうか。なので、作品のテイストを冷たくしたいなぁという時に使えそうです。吸血鬼系とか!

まとめ

どうでしたか?肌を透過した光、綺麗だと思いませんか?
綺麗だと思ったら!さっそく!作品に応用して私に見せてください!供給してください!私は光に飢えているのです!

 

わたしも、もっと上手く表現できるようになりたいですねぇ
それではまた!

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