現在、作品を作るメインの手段はデジタルの私ですが、アナログでも作品制作を行っていました。
色々な画材を使用していましたが、その中で惹かれていたものが「ホルベイン カラーインク」です。
カラーインクとは?
カラーインクは色を溶け込ませた水のような見た目をしています。
透明水彩と何が違うのか?
塗り方は同じなのに、普通の水彩絵の具と何が違うのか?
透明水彩よりも鮮やかな色をしている事が、1番の違いになります。
1番鮮やかなものでは、蛍光色に近い色合いのものもあります。
なぜ色味が違うの?
同じ見た目なのに色が違うのはなぜか。
大きく分けると染料か、顔料か。になります。
取っ手がスポイトになっており、インクを吸い上げてからパネルなどに垂らして使用する方法が一般的でしょう。
ポスターカラー、アクリルガッシュなどが該当します。
染料と顔料の違いでなぜ発色が変わるのか?
その影が本来の色味よりも抑えた発色をするのです。
一方、染料はもともと水に溶けたものなので、顔料の粒子より細かい粒子が入っていることになります。そのため紙に塗った際、粒子の影が生まれにくくなるので、粒子本来の色味を発揮できるので鮮やかに見えるという事になります。
カラーインクの大半は染料で作られているため、色味が鮮やかに見えるということになります。
(印刷でいうとこんな感じですが、実際には蛍光塗料が入っているという事が大きいです・・・)
カラーインクはすべて染料なのか?
不透明に近づくほど顔料成分は多くなるイメージですね。
水彩画にはどっちを使えばいいの?
水彩画とカラーインク、どちらを使えば良いのか?
私はよく2つを併用して、表現したい色味に合わせて使い分けていました。
水彩画に使用する画材はたくさんありますが、鮮やかな調子にしてみたい時は、カラーインクを試してみてはいかがでしょうか?